外構(がいこう)
外構のメンテナンス上の留意点をご説明しましょう。
1.境界石
敷地の境界を示すために、御影石やコンクリート、金属鋲などによって境界石が敷設されています。
これは関係官庁、近隣所有者の立ち会いによって敷設されたもので、敷地境界線の確認の際に重要な存在となります。
大切に扱いましょう。
2.排水溝・桝
排水溝や枡は敷地や建物からの排水をスムーズに流すために設置されています。
これに落ち葉や泥が溜まると水はけが悪くなり、集中豪雨の際に敷地や建物内に泥水が溜まったり流れ込んだりします。
定期的に点検・清掃を行いましょう。
ふたは溝にしっかりはめ込み、ズレがないことを確認してください。
3.植栽
植栽の管理は、建物の外部環境の保全に大きな役割を担っています。
定期的に施肥や薬剤散布を行い、植栽の健康に気を配りましょう。
また、枝透きや整枝、草刈り、除草などのこまめな手入れも必要です。
冬場には、必要に応じてわら巻きや雪つりなどの防寒対策も施しましょう。